先日、ある大手フィットネス様からのご依頼でホスピタリティセミナーを行いました。
ホスピタリティ業界におけるサービスの本質を見つめる中で、私は常に「形式」に囚われることの危険性を感じています。マナーや決まった手順は確かに重要ですが、それ以上に大切なのは、いかに本質的なホスピタリティを提供できるかです。今回は、私がホスピタリティの教育や現場で感じていることをお伝えし、さらに深めていきたいと思います。
ホスピタリティの本質を追求する
ホスピタリティーはマナーなどの形式ばったものではないため、型にとらわれすぎると上手く表現できないことがあります。
そのため、コンサルティング先のホテルやホテルスクールにおいても、は理論と概念をしっかり理解することが前提にあり、そこからどのように表現できるかを私は大切にしています。単に形をなぞるのではなく、その背後にある「こころ」の部分をいかに伝えるかがプロフェッショナルの腕の見せ所だと考えているためです。
サービスは、入口こそ広く、誰にでも実践できるものです。しかし、追求すればするほど、その奥深さが見えてきます。そして、より高いレベルのサービスを目指し、日々精進するのがプロフェッショナルの務めであると感じています。
私にとって、ホスピタリティは人生における一つの行動指針です。ある研修を終えた際、受講者の方から「接客に対する考え方が変わっただけでなく、接客を通じて人生の価値観が変わった」といったお言葉をいただきました。このようなフィードバックは、私にとって非常に嬉しいものであり、ホスピタリティの力を再確認させられる瞬間でもありました。
これまで私は主にホテルスクールでの授業に力を入れてきましたが、今後はホテル業界に限らず、他のサービス業にも応用できるような内容をさらに探求していきたいと考えています。自分自身の見識をより深め、広い視野でホスピタリティを捉え直すことが、次なるステップだと感じています。
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