フォーマルな席でのマナーとコミュニケーション

先日、高円宮妃久子殿下ご臨席のもと開催された国際環境NGOのガラディナーにお招きいただき、妻と出席させていただきました。

リロアズビューティーのエシカルレスポンシビリティ

年に二度開かれるこの会合は高円宮妃殿下のご臨席のもとひらかれる夕食会を兼ねたパーティー。そこでは多くの企業や各国大使・領事だけでなく来賓客の多くからチャリティー基金が集められ、環境保護活動とその研究費用などに充てられます。
妃殿下からも直々に活動報告などをいただき、今後私たちが社会とどのように取り組んでいかなければならないかを考える良い経験となっております。

あらためて私たちが提供する、商品やサービス、そして積極的な行動から、関わる全ての方の「生活の質」を高められる最良のものをこれからもご提案していきたいと再認識できました。

さて、タイトルの「マナーとコミュニケーション」について。

時々マナーについても教えてほしいとご依頼をいただくことがありますが、実はあまりマナーについて、あまり細かくお伝えしていません。
といってしまうと語弊が生まれてしまうかもしれません。
正しくは、細かすぎるマナーは必要にならないことが多く、ベースになる部分だけをしっかりお伝えするにとどめています。

もちろん長きにおいて高級ホテルに身を置いてきたので、知らないわけではないのですが、そればかりに重きを置いたスタイルが当時から良いと思っていたわけではない、といったほうが正しいのかもしれません。

では、どういった部分を私が最も大切にしてきたかというと、コミュニケーション(マナー/スキル)と気づきのホスピタリティです。

ここではコミュニケーションについて少し書きたいと思います。
今回のようなフォーマルなパーティーに時々起こりうること(いつもではない)ですが、わかりやすい事例があったので挙げさせていただきます。

どういったものかというと、妻と私の間に初対面の方や他人を間に挟んで座るよう、あらかじめ席のセッティングがされているのです。これは(主催者側の意図も多かれ少なかれありますが)コミュニケーションマナーやスキルがない人をこのような席配置にすることはないでしょう。

こういった席になっている場合、臆さずに会話をしていきます。
特にフォーマルな場になればなるほど積極的な会話が求められ(といってもガツガツしない程度に)、楽しいお話で、まずその場を和ませていきます。
コミュニケーションは会話の内容だけではなく顔の表情、あいづち、声のトーン、スピード、抑揚などがあり、それらがうまく調和していくと、会話は心地よいものから、弾みのあるものへと発展していきます。
このとき、まれに私自身がテーブルマナーのことを忘れてしまいそうになっているほど(実際は忘れてはいませんが)、会話は弾み、数時間のうちに大きな関係性が生まれます。

このようにテーブルによい空気の流れを作ることが出来る人は、主催者側もそれを分かっているので、ほぼ必ずと言ってよいほど、その次もパーティーへのご招待してくださるように思います。

今回はパーティーでの場面でしたが、特にサービス業をされている方なら、どんな時もお客様との関係性を深めていくため、コミュニケーションを大切にしなければなりません。

私自身、長年高級ホテルでお仕事をしていた経験があり、当時からお付き合いのある方より接客の最前線から退いた今でもお声をかけていただけます。
ホテルマンは仕事柄マナーの宝庫だとも自負します。しかし、これはプロとしてマナーレベルが高かったということが当時からのお客様と今も続く関係となっているのではなく、コミュニケーションを深め一個人として関係を築き上げてこれた結果だと私は信じています。

もちろんマナーが必要でないとは言いません。今回のように皇室の方や外国の要人などご出席されるようなパーティーの場合は特殊で、絶対に押さえておかないといけないものもあり、そういった場面においてもベースとしては持っておくべきものです。

しかしその場だけに終わらないものが相手の関係性を築くバーバル、ノンバーバルを含めた厚みのあるコミュニケーションであります。
そういったことをセミナーやホテルスクールでもお伝えしていますが、私自身もさらに高いレベルで学びを深めていくことが出来ればと思っています。

 

ホスピタリティーホテル人材育成トレーニング